指輪の素材について

指輪の素材 その他

 

オーダーメイドで結婚指輪のデザインを考えるとき、形の次に、ほとんどの方が時間をかけて悩まれるのが、指輪のお色です。

 

なんとなく、この色かなとイメージしていても、いざ実際に試着してみると、
「あれ?この色もいいな」「自分にはこれが似合うかも」と意外となったりします。

 

お洋服を選ぶように、気分でお着替えもできればいいのですが。笑
これからずっと、おふたりが身に着けていただく大切な指輪。

しっくりくる、そしてご納得のいく選択をしていただけるように、今回はお素材のお話しです。

 

SEISOWAのオーダーメイド結婚指輪は、5種類のお素材からお選びいただけます。

 

プラチナの指輪

・pt900プラチナ

白く輝く美しいお色味。90%プラチナ、10%パラジウムを混ぜた合金です。
世界的に希少価値が高く、科学的に安定した素材です。
変色がしずらく、経年劣化にも強いお素材です。

 

ホワイトゴールドの指輪

・k18ホワイトゴールド

グレーがかった落ち着いたお色味です。金75%、銀15%、パラジウム10%の合金です。
プラチナに比べて落ち着いた白なので、渋くてかっこいいイメージ。
変色、経年劣化にも強いお素材です。
SEISOWAのホワイトゴールドは素材そのもののお色味を活かすためメッキをしていません。

 

シャンパンゴールドの指輪

・k18シャンパンゴールド

まるでシャンパンのような控えめなイエローが上品なお色味です。金75%、銀・亜鉛・パラジウム25%の合金です。
肌馴染みがよく、密かに人気が高まっています。
ホワイトゴールドとイエローゴールドの中間のお色味もあって、ご夫婦でお揃いでつけやすいとお声があります。
変色、経年劣化にも強いお素材です。

 

イエローゴールドの指輪

・k18イエローゴールド

ゴールドといえば最初に思い浮かべるオーソドックスな色味。金75%、銀15%、銅10%の合金です。
華やかで高級感のあるお色で、肌へのなじみやすさも高く人気です。
海外では結婚指輪の定番カラーとして身に着けられる方の多いお素材となっています。

 

ピンクゴールドの指輪

・k18ピンクゴールド

女性に人気の高い優しいピンクのお色味。金75%、銅18%、銀5%、パラジウム2%の合金です。
肌が綺麗に見えるお色としても、人気の理由のひとつです。

 

 

「どの素材が一番頑丈ですか?」というご質問をよくいただきます。
純度が高いほど傷つきやすく変形の心配がありますが、合金にする事で強度・耐久性を高めつつ、加工しやすく、長く身に着けるものとして、どの素材もバランスのとれた素材になっています。

その点、pt900プラチナは90%の純度で作られているので、アレルギー反応が心配な方にはおすすめです。

また、銅を多く含むと硬く耐久性があるので、ゴールド系の中ではピンクゴールドが頑丈ということになりますが、その反面酸化による変色がしやすいのがデメリットです。

 

 

 

一般的にはやはり圧倒的に、定番のプラチナが人気1位に輝いております。

 

実は結婚指輪に対するプラチナ人気は、日本独自の傾向でもあります。
海外、特にヨーロッパやアメリカでは、ホワイトゴールドやイエローゴールドが主流とされています。

日本でプラチナが人気の理由は、和装に合わせやすかった、控えめで上品な輝きが日本人が好む結婚感と合っていた、など歴史をたどれば諸説あるそうです。
古き良きを愛する日本人はこうして指輪へのイメージが育まれ、脈々と受け継がれているんですね。

 

では、プラチナが一番のおすすめか?と、そうではありません。
おひとりおひとり、当たり前ですが、考え方、大切にしたいこと、が違います。

 

王道で安心できるからプラチナを選ぶ。
肌の色に似合うからイエローゴールドを選ぶ。
可愛い色が好きだからピンクゴールドを選ぶ。

 

デザインのお打ち合わせの時は、なにを重点に考えて選ばれたいかを伺いながらお話しをしています。
みなさまの中の「自分が長く愛せる指輪」を作れるように、私はご一緒に考えさせていただきたいと思っています。